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2015年1月13日火曜日

『フレンチ・ポップ』 ディスク・コレクション ☆ 2015年1月下旬発売のお知らせです♪

 発売を楽しみにしている、『フレンチ・ポップ 』(ディスク・コレクション)単行本がようやく今月末に発売されることになりました。年末から延びていたのですが、表紙もamazonさんに掲載されましたので、こちらでもお知らせさせて頂きたいと思います。当店でも只今ご予約受付中(現在は販売中!)でございます。



単行本
~ ディスク・コレクション ~
『フレンチ・ポップ』
監修:佐藤篁之

A5判/192頁/本体価格2,200円+税
12月下旬発売予定が1月下旬発売になりました。
出版社:シンコーミュージック

60年代以来、我が国でも熱狂的なファンを育ててきたフレンチ・ポップ。その勃興期から、70年代~2000年代以降までを幅広く見渡した本格的なディスク・ガイドがいよいよ登場!! 

時代を作ったトップ・スター達を筆頭に、ロリータ・ポップ、フォーク、ディスコ、テクノ・ポップなど、多岐にわたるスタイルを網羅。また、「リテレール(詩的)」「レアリスト(現実派)」「サンティマン(感傷派)」「ファンテジスト(夢想的)」「アーティスティック(感覚的)」「アヴァンセ(新規・革新)」といった傾向別の項目を設け、各人の魅力をわかりやすく掘り下げていきます。

掲載アーティストの一部:シルヴィ・バルタン/フランソワーズ・アルディ/フランス・ギャル/ミッシェル・ポルナレフ/セルジュ・ゲンスブール/ジェーン・バーキン/ジョニー・アリディ/クロード・フランソワ/ジャック・デュトロン/ルノー/ピエール・バルー/レ・リタ・ミツコ/ブリジット・フォンテーヌ 他 
(引用:ブックデータより)

★全ページ・カラーで合計500枚のアルバムが掲載されています。
まだ完成したものを拝見していないのですが、
ライターの先輩方が選ばれた作品や紹介文もとっても楽しみです。

若輩者の私CHOUCHOUも1/4程担当させて頂きました。
好きで聴き続けて来て良かったとご縁に感謝しております。
この喜ばしき機会に恵まれ、多くの発見がありました。
日々、学びを痛感しながら、好きな世界をこれからも私なりに追求してゆきたいと思います。

各ジャンルやテーマでのディスク・ガイド本が幾種類もあり、ファンの方々は「あれ?~が入っていないね」とか「~があって~がないのはおかしい」...etc.という感想を抱かれる方も多いものですが、私はというと、監修された方の思いやセンスを愉しみたいと接しています。

何よりも、不遇な状況の今、愛しきフレンチポップス本が発売されることが嬉しいです!

2015年1月4日日曜日

今日のフレンチポップス ★ ブリジット・フォンテーヌ と アレスキー・ベルカセム:BRIGITTE FONTAINE et ARESKI BELKACEM / Le Bonheur (1975年)

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



 今年最初の投稿は先述の「しあわせ」繋がりで想起しました、ブリジット・フォンテーヌとアレスキー・ベルカセム(Brigitte Fontaine et Areski Belkacem)の1975年の名曲「幸福 Le Bonheur」になりました。不思議な内容の曲が多いフォンテーヌとアレスキーですが、この曲もまた摩訶不思議な寓話を語るように歌う絶妙なユニゾン。このアルバムが発売された折は、『ラジオのように』のヒットの潮流は静まり返り、フォンテーヌとアレスキーの存在はメディアから無視されていた頃。けれど、二人の情操としてのラディカリズムは動から静へと転じているようでもあります。

 スタジオライヴでしょうか。1977年の貴重な動画をyoutubeから共有させて頂きます。フォンテーヌとアレスキーの紡ぎ出す独特のハーモニーは、やはり私には優しく響き大好きです。時折反射して光る、フォンテーヌのお顔の3つのつけぼくろや衣裳も素敵です。ジャン=ルイ・トランティニヤンの姿も☆

2014年12月26日金曜日

今日のデヴィッド・ボウイ ★ DAVID BOWIE / Life On Mars (1971年)

 大好きな秋は過ぎゆき白い冬の季節。間もなく今年も終わろうとしている年の瀬の更新です。「今日のデヴィッド・ボウイ」は1971年のアルバム『ハンキー・ドリー』 に収録の「火星の生活」です。『ハンキー・ドリー』はボウイのアルバムの中でも一等好きです(どれも好きなのですが)。ボウイの髪が最も長い頃で、70年代初頭の雰囲気に包まれたボウイ流のフォーキーな調べとSF世界との融合感がボウイならではの幽玄美でもあります。この青白い麗しきボウイのお姿、このさり気ないポーズも何か意味があるのではないだろうか、と考察へと向かわせるのも(ただの深読みであり思い込みだとしても)、表現者ボウイならでは!



 
 Youtubeをまめにチェックしないもので新鮮な発見が多く、このライヴ映像も最近見つけました。この1999年頃の髪型もボウイ史に於いては珍しいスタイルです。勿論大好きです。ファンの方々はすっかりお馴染みなのでしょうけれど、こうしたズレた感覚を愉しみながら生きているとも云えそうです。

DAVID BOWIE / Life On Mars

2014年8月31日日曜日

ボウイで知ったブレルの名曲「アムステルダム」 ★ ジャック・ブレル:JACQUES BREL / Amsterdam (1964年)

 「アムステルダム」というジャック・ブレルの曲をデヴィッド・ボウイ経由で知った私は、“ボウイが好きなブレルって?”と我流の探求が始まったのです。私の10代の頃はネットもないので、所謂「シャンソン」の調べものをする時、先ずは身近にいる母に尋ねてみるのでした。ボウイに夢中になり始め、レコードが好きになってゆくなか、毎月のお小遣いとお弁当を週に一度はパン代に変えてもらい、その一部などを貯めては、“来月はどのレコードを買おうかなあ”と、夢いっぱいだったものです。

 フランソワーズ・アルディやブリジット・フォンテーヌが好きになってからは、ますます聴きたい音楽(レコード)の候補が増える一方でした。そんな頃、ブレルのレコードは、エディット・ピアフやイヴ・モンタンなどのシャンソン、淡谷のり子や渡辺はま子などの日本の古いレコードたちが、わが家のかなり年季の入った家具調のオーディオと一体化したような棚に並んでいました。今から思うとあの居間に佇むアンティークな風情を懐かしく回顧します。両親は特にコレクターでもなかったのですが、知ってるシャンソンに纏わるお話をしてくれました。正直なところ、ニュー・ウェイヴっ子の私には、何となく時代や世代のギャップのようなものを感じ、暫くそれらのレコードを自ら聴くことはありませんでした。


 ブレルのカバー曲を最初に知ったのはサンディ・ショウのベスト盤だったのですが、ボウイがブレルのカバーをしていると知った後は、次第に私自身もブレルのレコードを見つけては買うようになってゆきました。それも、家にあったブレルのレコードに「アムステルダム」は収録されていなかったので、ボウイがカバーした本家本元のブレルが歌う「アムステルダム」を聴くことができたのは数年後のことでした。そんな思春期の音楽との出会いからして時間軸の交錯するものだったこともあり、英国のアート・ロックやプログレ、インディペンデントのニュー・ウェイヴを聴きながら、フレンチ・ポップスやさらに古いシャンソンなどを並行して聴くリスナーとなったようです。それは学びでもあり今も続いています。

 ジャック・ブレルの「Amsterdam アムステルダム」は1964年の『OLYMPIA 64』に収録されていて、シングル盤で1973年にも発売されています。奇しくもボウイが「アムステルダム」をカバー曲としてシングルで発売した年と同じです。摩訶不思議なようですが、偶然とは必然でもあります。ブレルが好きですが、まだまだ私には存在が大きすぎてもっともっと聴き続けたいです。いつか「ブレルが大好きです」と云える日が来ると光栄に思います。そんなブレルの素晴らしい歌唱をライヴ映像と共に。こうした音楽の愉しみ方が今は手軽に出来ます。でも、探していた曲やアルバムと、何年か後にようやく出会えた時の胸躍る、あの気持ちは言葉を超えたものとしてずっと心に刻まれています。そんな音楽との出会いは、時には待つことも喜びになるのだと思えます。



2014年8月30日土曜日

今日のデヴィッド・ボウイ ★ DAVID BOWIE / Amsterdam - Jacques Brel Song (1973年)

 デヴィッド・ボウイが大好きだと語っていたリオちゃんでしたので今日はボウイ。ボウイとフレンチ繋がりというとジャック・ブレルです。ボウイはブレルのファンで1973年にはシングル曲「Sorrow」とのカップリングで「Amsterdam」をリリースしています。スコット・ウォーカーがブレルのカバーをしていたので、少年時代のボウイはたいそう影響を受けているようです。そして、ボウイがブレルのカバーをすることでマーク・アーモンドなどへとブレルの優れた歌が継承されてゆく美しき時の流れを想います。


初めて聴いたボウイのブレル・カバーはこの「アムステルダム」で、『BOWIE RARE』というアルバムがリリースされる事を知り、予約してどんなアルバムなんだろう~とわくわくしながら待っていたものでした。まだボウイのアルバムも数枚しか聴いたことがなかった10代の頃のこと。年月を経ても、あの時、あの頃の風景が蘇るのです。ボウイや愛しき音楽たちは私の人生の大切な時の時です。